健全な運営の「天井のカタチ」

ご入居者様 ご家族様
第402回運営懇談会にて、『第36期事業報告』(2019年7月1日~2020年6月30日) をご報告させていただきました。(詳細の内容は、2020年9月24日運営懇談会 議事録 参照願います)
金尾取締役より
『ミソノピアは、まだまだ一人前の運営ができていない・・・』という発言もありました。
7年前、私たちは御園座様から大切な『ミソノピア』を継承させていただきました。
それは、よいカタチだけではなく、その反対の「あしきカタチ」も同時に受け取らせていただきました。
「あしきカタチ」をさらに活かして再度、逆転させよいカタチにすること!
それこそが、自分のやるべきことである!と日々行動しています。
健全な運営とは、
『活力があって、人と人が立場や役割を超えて、声を掛け合い助け合う、そして、そこには結束力があり、何より希望がある』そんな姿が当たり前のように行われている状態であるのでしょう。
では、その逆とは・・・。
『疲弊』という文字が頭に浮かびます。
先日、盲目のバイオリン奏者 角田 育代 さんが、2階大食堂にて、バイオリン演奏のリハーサルをされていらっしゃるとき、「ここの天井のカタチがすばらしい、きれいな音がでます」と話されたそうです。
角田 育代さんは、全国各地、ヨーロッパ、アメリカ、メキシコ、台湾などで演奏活動を勢力的に行っており、各地の会場を様々体験されていらっしゃる方が、おっしゃってくださったこと嬉しく思います。
角田さん曰く、気持のよい高品位な音のためには天井がとても重要とのこと。
「伸びやかさ」というのは、気持ちよく演奏するために、きわめて大切な要素であり、音色の良さも残響の豊かさも、そこに伸びやかさが加わることによって、グッと高品位な気持ちの良い音になっていくようです。
【高品位】・・・質が高いさま、純度が高いさま、品位が高いさま
音を奏でるためには「天井のカタチ」がひとつの条件の要素とのこと。
「天井のカタチ」・・・この言葉に背筋が伸びます。
自分のやるべきことを、やる。
それは、ご入居者様に、ご家族様に、
そして、職員に笑顔になっていただくこと日々、覚悟をもって実行していきます。