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施設長から読者の方へ

『走れメロス』な一日

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ご入居者様 ご家族様

この度、いくつもの『台風』が続き、日本各地に膨大な被害がでて、多くの方々が辛い思いをされ、警察や消防、自衛隊などの方々が、救助活動され、いたるところでボランティアさんが支援活動されています。 毎日のように、その情報が報道されている中、ご入居者様から「施設長の住まい、神奈川県の災害はいかがでしょうか?」とお声をかけていただきました。
お陰様で、自宅は無事でしたが・・・被害にあわれた方々を考えると本当に胸が痛いです。

先日、天気予報が一番気になる状況の中、自分は『走れメロス』を体感するかのような出来事がありました。

必ずどちらにも訪問しなくてはいけない状況の中、台風の影響も考えられると思い、電車での移動はあきらめ、車での移動を考え、四輪駆動車両のレンタカー調達。
まずは、15年前から妹のようにかわいがっていた新婦。そして、一途に片思いしていた新郎。
彼らに向けての『乾杯』をするために、愛知県瀬戸市から山梨県甲府市へ。2時間半の運転を・・・。
雨の中でしたが、ワイナリーにて挙式、披露宴に出席。懐かしいメンバーに会え、あたたかな時間を過ごすことができました。なんといっても彼らが、一緒に働いていた頃の気持ちを忘れずに、新たな志でさまざまに活躍していることに触れ感動的でした。

翌日、甲府インターチェンジ手前の道の駅にて、「地元の野菜、米」を段ボールで購入。車両に詰め込み、中央自動車道路にて、さいたま県春日部市に向けて出発。
想定はしていましたが・・・台風の影響にて、「上野原インターから、八王子インター」までが通行止め。
一般道路で、丹波山村→奥多摩周遊道路を何度も何度も、通行止めに遭遇しながら山道を迂回して東京都檜原村・・・カーナビゲーションでは検知しない、携帯電話電波が届かない、その結果、再び通行止め箇所に出くわしながら、青梅街道にて、めざせさいたま県。この時点で約5時間経過。
何度も、『今日はしかたない、道がつながっていないのだから、このまま愛知県に戻ろう』
さいたま県の竹馬の友と待ち合わせした時間は、正午。もうすでにその時間も過ぎ・・・このまま、愛知県に戻っても、誰に何を責められることはないと・・・。
しかし、不思議なものです、東京、さいたまとなじみある道路標識を目にするにつれ、『このまま戻れない、友を喜ばすために甲府産野菜を運びたい』という気持ちが強くなってきました。

約束した時間から遅れること5時間。友の経営している小料理屋さんへ到着。
駐車場に止めた瞬間、とびだしてくる友。
昼食を一緒にたべられなかったこと、翌日の早朝から仕事もありこのまま愛知県に戻りたいこと・・・など。
頭を下げながら伝え、甲府産の野菜、米を詰め込んだ段ボールを渡すと、びっくりした顔で受け取りながら、友は、テーブルの上を指さしました。
そこには、車内で食べるようにと『お弁当』をつくってくれていました。

満月の夜、愛知県に戻る道中、車のワイパーをつけたくなる気持ちでいっぱいでした。

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